2級小型船舶操縦士「試験合格への道」クリート結びDIY

みなさん!船長になりたくはありませんか?

2級免許を取得すれば、海岸から5海里(約9km)以内の水域で船を操縦する事ができます。

海に囲まれた日本で生まれて、海を愛する私としては、いつか船長になりたいと思いながら、もう数十年も経過してしまいました。。。

時の経つのは本当に早いですね。このままでは“じいさん”になってしまうと思い一念発起。

この度、念願の2級小型船舶操縦士の試験に合格し、晴れて「船長」の資格を得ました(船は持っていませんが)。そこで今回は、「試験合格への道」試験当日の概要と私の試験対策を紹介します。

【試験概要】
 ①学科(遵守事項・交通・運行)
 ②実技(点検~操船)*ロープワーク含む

【私の試験対策】
 ①学科=講習+過去問題を解きまくる
 ②実技=講習+ロープワーク自習

私の場合、ロープワーク(結び方)を覚えられなくて・・・特に“クリート結び”が解らない。講習を受けたのに、動画も見たのに、、脳が混乱状態、、、

そう言えば私、折り紙が覚えられない。鶴をたくさん折ったのに、折り方をすぐに忘れてしまう。何度やっても何故だか覚えられない。脳の構造的問題?遺伝子的要因?(そんなアホな)

そこで、段ボールと新聞紙を使って自習用クリートをDIYしてみました。

▼クリートDIY

そして、実際の船の位置と岸にあるクリートの位置を想定したところに段ボールを置いて、船主側と船尾側で試してみたところ「大発見!」

クリートにロープを巻き始める位置に違いがありました。ロープを巻く方向は一定なのに、私は巻き始める位置の違いで、巻く方向まで変えていた事に気付きました。なんと愚かな。。でも現場では気が付かなかった。。1人冷静になって初めて気づく私。

▼ようやく気付く私

実際を想定する事って大事ですね。混乱していた私の脳が沈静化。頭の中の紐もしっかり結ばれました。

解ると案外簡単ですが、解るまでが難しいですね。そこが人生の本質かも知れない。哲学的に考える「今日から船長(船は無い)」の私でした。

私のように折り紙が苦手な方」は、是非DIY試してみて下さい。

それでは、失礼します。